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賃貸物件の契約時に加入する火災保険とは?注意点も解説

これから賃貸物件を借りる方にお伝えしたいのが、火災保険に関するお話です。

 

この記事では、火災保険の概要や料金相場、注意点などについて解説します。

 

 

■貸物件を契約する際に加入する火災保険のもつ役割と相場は?

 

賃貸物件を契約する際に加入する火災保険とは、いったいどんな役割を持つ保険なのでしょうか。

 

まず、物件を借りる人には原状回復の義務があります。


通常、火事が起きた際、物件を借りている人に大きな過失がない場合には、賠償責任は発生しません。


しかし、物件を借りている人には原状回復の義務があるため、過失により火事が起きて物件が消失してしまった際などには、賠償責任を負わなければいけないのです。


さらに、火事によって隣の部屋から火が移ってきて自分の部屋が燃え、家財が被害を受けたとしても、火事を起こした人に対して賠償請求はできません。ここで、火災保険に加入する必要性が出てくるのです。

 

物件を借りる人は、主に部屋の家財を補償する保険と、「借家人賠償責任保険」と呼ばれる大家さんへの賠償を準備する保険に加え、日常のトラブルに備える「個人賠償責任保険」、そして「火災保険」の3種類に加入します。


個人賠償責任保険に関しては、自動車保険などですでに加入している場合には、加入しなくても問題ありません。


そこで、保険を契約する際に気になるのがその保険料です。


一般的に、不動産会社から進められるプランにそのまま加入する方が多いですが、補償内容が充実しすぎていたり、相場よりも掛け金が高い場合があります。


そこで、賃貸物件で一人暮らしをする場合の火災保険料の相場を見てみましょう。


一般的に、一人暮らしの場合は、家財分の保証額は200万円台が相場で、1年間の保険料の相場
は8,000~9000円です。


したがって、不動産会社から勧められたプランの補償内容が500万円以上になっている場合には、過剰であると言えます。


また、保険会社によっては割安なプランを打ち出しているところもあるので、それと比較するなどして保険料が適切か調べてみましょう。

 

■貸物件入居時に火災保険を契約する場合の注意点とは

 

火災保険に加入する際に注意したいのが、二重加入です。


以前に火災保険に加入していて、まだ期間中であるにもかかわらず、また新たに加入してしまうパターンを指します。


加入期間は必ずしも一年間とは限りません。


最大で10年まで設定でき、引っ越しをしたからといって自動的に解約されるわけではないため、注意が必要です。

 

 

いかがでしょうか?

賃貸物件を契約する際に加入する火災保険は、相場に合った料金のプランを選びましょう。二重加入にならないよう、今加入している保険を確認することも大切です。

 

有限会社エイショウハウスでは、大阪府堺市の不動産を多数取り扱っております。
新築一戸建て・中古一戸建て共にご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。